ご挨拶
当ブログでは、株式会社ハナヤマが販売している立体パズル、“はずる”シリーズを中心に、心に移りゆくよしなしごとを書き留めていきます。
“はずる”は、名前が表しているとおり、“外すパズル”のことです。*1金属製の複数のパーツが複雑に、あるいは複雑っぽく組み合った物体を弄り回し、分解する遊戯です。でも、外したらそれで終わり!ではなく、元の形に戻す行程も一つの要素となっています。端的に言えば知恵の輪のようなものですが、その形状はバラエティ豊かで、パズルだと言われなければそうとは思わない作品も多々あります。*2
この“はずる”ですが、2016年の改名前はキャストパズルという名前で売られていて、もうすぐ40年目に迫ろうかという息の長いシリーズです。歴史があるので数も多くて、2021年10月現在、現行で販売されている商品だけで70種類もあります。70。これは凄まじい数字です。70個目をやるときには1個目のことなんて多分覚えてない。ウナギを見たスイミーみたいな状態になります。*3
一方で、私が“はずる”に嵌まったのは忘れもしない秋のことです。
当然忘れません。
この秋なので。
そうなのです。なんか詳しそうなフリをしましたが、何も知らないぺーぺーなのです。
ぺーぺーをひらがなとカタカナどちらで書くべきかも知らないのです。
“はずる”と出会ってから一ヶ月、解いた作品はまだ10個ほどですが、これは長く続く趣味になるという確信が生まれました。同時に、初回の新鮮な感想をどこかに保存しておきたい気持ちが強くなりました。だからこのブログでは、解いた“はずる”のレビューを中心に、作品のテーマから連想した余談とかも含めて、色々と書いてみるつもりです。どうせなら、これからシリーズに触れる方や、あらゆる金属塊がキャストパズルに見えるファナティック的な方にも楽しんでもらえれば幸いです。
①外す、②戻す、③書くの三拍子で“はずる”を楽しんでいきますので、よかったらお付き合いください。